まつかんのブログのような何か

まつかんが不定期に更新するブログのような何か

ラノベの川原で水遊び -年末年始のラノベ(12-1月)-

 皆さんごきげんよう。あけましておめでとうございます(節分も過ぎてる)。大晦日に更新した記事では2022年こそはちゃんとギリギリ投稿にならないようにしますとか抱負を建てておきながらこのザマですよ。何かいい訳しようかと思ったんですけど、許してもらえそうな言い訳が見つかりませんでした。シンプルに筆者の怠慢。許して。いいよ。ありがとう(許されたとは言ってない)。

 というわけで頑張って12月分から1月分まで一気に書きます。まあまあ量ありますのでご了承くだしあ。1-10が12月、11-が1月発刊分です。まあ11なんか24日発売やったんですけど。

 

1.『何と言われようとも、僕はただの宮廷司書です。』(角川スニーカー文庫

 古き良き異能力系バトルファンジーラノベです。設定もどっかで見たことあるような安心感のあるものです(褒めてる)。このブログやTwitterでも度々申し上げてる台詞ですけど、今令和やぞ??? って感じの読了感でした。魔導書と契約することで魔法を使えるようになる世界で、主人公の所持する魔導書はランクが高いものでもないはずが…?系の話です。どの作品でも雷やら水やらの能力は応用力に優れてますね。この作品の主人公も扱うのは雷撃。その力を上手く使って王立図書館の管理をしたり事件を解決したり…?というよくある展開。懐かしさすら感じる作品ですが、1巻読んだだけでもまあまあ設定練られてるかなー?とは思うので今後も追っていきたいですね。とりあえずこの手の作品は4-5巻辺りで1段落つくので、本番はむしろそこからではあるんですけど。

 

2.『時々ボソッとロシア語でデレる隣のアーリャさん』3(同上)

 1巻出た時からアホほど話題になってたこの作品、話題に関しては落ち着いてきた感ありますが作品そのものの面白さとしては巻を追うごとに上がってはいます。まあこの分だとアニメ化する程度はまず間違いないとは思います。ハイスペ男とハイスペ女のラブコメは最の強。ラブコメキャラのスペックは無限に盛っていいってモルペコも言ってたので(言ってない)。

 

3.『才女のお世話 高嶺の花だらけな名門校で、学院一のお嬢様(生活能力皆無)を陰ながらお世話することになりました』2(HJ文庫

才女のお世話 2高嶺の花だらけな名門校で、学院一のお嬢様(生活能力皆無)を陰ながらお世話することになりました 書影

 オタクは金髪縦ロールテンプレお嬢様が好き。何故ならみんな好きだからそれがテンプレとなるため。自分の家柄に誇りを持ってる系の高潔なテンプレお嬢いいよね…って無限に言ってた。まあ次の巻もヒロインの掘り下げするんやろうなって思うし個々のヒロインの掘り下げやってるうちは思考を放棄してニチャついてられるんでいいんだけど、この作品の帰着点としてはどうなるのがゴールなんやろうなとは思ったり思わなかったり。

 

4.『男女の友情は成立する?(いや、しないっ!!)』4〈上〉(電撃文庫

書影:男女の友情は成立する?(いや、しないっ!!) Flag 4. でも、わたしたち親友だよね?〈上〉

 3巻でひとまずメインヒロインとくっついてからのサブヒロインの掘り下げとはたまげたなあという感じ。上巻ってことで2巻続きで話が展開されるわけなんだけど、前半は凛音ちゃんかわいいなあって言いながらニチャついてるだけで終わってくれて助かった。微つり目の顔のいい2次元女すこすこ太郎なので。でもまあ最後の方あたりまあまあ不穏っていうか、下巻では展開が動くんだろうなってちゃんと匂わせてるので来月発売の下巻が今から楽しみですね。

 

5.『恋は夜空をわたって』(電撃文庫

書影:恋は夜空をわたって

 賢明な読者諸兄なら既にお判りのことと思いますが、8割方表紙買いです。微つり目ボブカットの顔のいい2次元女すこすこオタクを名乗っておきながら表紙に微つり目ボブカットの顔のいい2次元女が描かれた作品買ってないとかそんなはずねえよなあ!

 最初は実際表紙買いではあったんですけど、読んでみるとですね、ヒロインが可愛いんですよ。Twitter見返してみたら『御゛簾゛納゛ち゛ゃ゛ん゛か゛わ゛い゛い゛よ゛お゛お゛お゛』みたいなこと言ってました。キモオタやん。はいキモオタです。ここ最近の新作の中ではかなりお勧めポインツ高めです。ヒロインが魅力的な作品はそれだけで強いので。

 

6.『カワイイけど慎重すぎるお嬢様の笑わせ方』(GA文庫

 読前私「あーはいはい、ハイスペポンコツヒロイン介護モノね」

 読中私「私は一体何を読まされているんだ…?」

 読後私「私は一体何を読まされていたんだ…?」

 …なんていうかですね、種々の似たようなハイスペポンコツヒロインより面倒臭いし主人公もなんかいまいち好きになれんのですよね…いやこの手のラブコメの好きになれない主人公にありがちなあり得ん卑屈で自己評価クソ低いのが目につくとかそういうんではないんだけどなんていうかうーん…なんなんでしょうね。ヒロインはまあ面倒臭いけど可愛いのは可愛いとは思うよ。うん。面倒臭いけど…

 

7.『クラスのギャルが、なぜか俺の義妹と仲良くなった。』2(富士見ファンタジア文庫

クラスのギャルが、なぜか俺の義妹と仲良くなった。2 「おかえり、キミを待ってたよ」

 ふーん?いいんじゃない?って終始腕組して言いながらニチャついてた。狂ったり頭お菓子なったりはせんけどまあ普通に思考停止でニチャニチャしながら読めるのでよい。3巻も購入継続でいいでしょう。

 

8.『クラスの大嫌いな女子と結婚することになった。』4(MF文庫J

 ヒロインの好意自覚イベントマダァ-? (・∀・ )っ/凵⌒☆チンチン 4巻でもヒロインの好意自覚イベントがないとちょっと不安になりますよー。とはいえエピローグでいかにも次巻荒れますよって前振りしてたしいい加減5巻で好意自覚イベ来るでしょ。ていうか来なかったら真剣に結構ヤバい。正直個人的にはアニメ化とか見越すんであれば4巻で一区切りつけるべきだと思ってるところはあるけどまあそれはそれとして…喧嘩ップルの観察でニチャつけるのは5巻くらいが限度っていうか、そこを過ぎると流石に不安なんでお願いしますよマジで。

 

9.『義妹生活』(同上)

 12 月 の 大 本 命 。この作品は“““ガチ”””。頭お菓子なるで。みんな読め。5巻が楽しみですねえ…5巻が出る時はもしかすると有給取るかもしれん。

 

10.『放課後の図書室でお淑やかな彼女の譲れないラブコメ』3(ファミ通文庫

 3巻で完結???え???嘘でしょ???って言いながら頭お菓子なってた。いや確かに綺麗に纏まって終わってるんだけど、そうは言ってもですね。もっと読んでいたかったなあと思う訳でして。続編は???続編はないんですか???(難民並の感想)まあでもこの作品に作者の前作であるところの佐伯さんがちょろっと出てきたりとかしてること考えると次の作品も舞台設定が多少持ち越されたりとかしそうかなって思ったり思わなかったりもしますが。作者の次回作に期待。

 

11.『お見合いしたくなかったので、無理難題な条件をつけたら同級生が来た件について』3(角川スニーカー文庫

 愛理沙ちゃんは可愛いなあ。4巻はよ出せ。カクヨムによると4巻は結構手が加えられるらしいんでふーんって言いながら待ってる。まあ元々ネットから結構手を入れてるなって作品やしそこまで驚くような話でもないけども。そうそう、挿絵でついに凪梨天香ちゃんの顔が見られたわけなんですけど、イラストレーターの絵柄の問題なんでしょうけど、普通に可愛い系の顔してましたね。まあ少なくとも垂れ目でなかったので解釈一致。

 

12.『恋は双子で割り切れない』3(電撃文庫

書影:恋は双子で割り切れない3

 マージでカロリー高いわこの作品。ぐええ。当たり作品掴んだ過去の私に感謝すると同時に明らかトライアングルするやろって判る作品に手を出した理由を小一時間問い詰めたい。ぐええ。

 

13.『お隣の天使様にいつの間にか駄目人間にされていた件』5.5(GA文庫

 1 月 の 大 本 命 。一言で言えば神。発売に先駆けて1/4にアニメ化決定PV公開されて狂ったよね。5.5巻ってことで短編集なわけなんですけど、完全に今まで読んだことない書下ろしのエピソードを供給されて軽率に死んだ。なろうで展開知ってても頭お菓子なるのに況や初見エピソードをや。みんなもお隣の天使様読んで椎名真昼をキメていけ。

 

14.『天才王子の赤字国家再生術 ~そうだ、売国しよう~』11(同上)

 今期放送されてるアニメ見て一気読みした。メインヒロインの超絶ぱうわーでぶん殴られました。軽口叩き合う気心の知れた幼馴染従者系ヒロインすこすこのすこ。最初は幼女戦記みたく楽しめばええんかと思ってたけど、4巻辺りからシンプルに主人公の悪魔のような手腕を楽しむ作品になってビックリ。天使様や連れカノみたく頭お菓子なることはないけど、普通に楽しんで読めました。メインヒロインのニニムのパワーが1つ抜けてるのはそうなんだけども、サブヒロインも結構好きなんよなあ。あとウェインの帝国留学時代の悪友の二つ名のセンスが好き。個人的に好きなのはストラングの「首より先に眼鏡に賞金をかけられた男」とウェインの「性根と顔面以外の全てに優れた男」あたり。

 多分5巻までアニメ化するんやろうなって思うけど、5話まで見た今んところ駆け足気味では当然あるけどテンポのいい作品、くらいで収まってるのでひとまず安心してる。何千回と言ってるけど文庫5巻を1クールでアニメ化するのは無理がある。脚本家によっては酷いことになる。赤尾でこで助かった。

 

15.『きみは本当に僕の天使なのか』2(ガガガ文庫

[しめさば, 緜]のきみは本当に僕の天使なのか 2 (ガガガ文庫)

 1巻読了時点で結構綺麗に纏まっており、2巻以降が蛇足になるんじゃないかとか思ってましたがそんなこともなく、2巻は2巻で面白かったです。3巻でもしっかり物語が動きそうなんで3巻も楽しみにしたいと思います。

 

16.『VTuberなんだが配信切り忘れたら伝説になってた』3(富士見ファンタジア文庫

VTuberなんだが配信切り忘れたら伝説になってた3

 相変わらず頭おかしくて草。思考放棄で脳みそ空っぽにして笑いながら読む枠。酒もVの字も嗜まないオタクがこんだけ楽しめる作品を書けるのはすごいなと思う。確か4巻になる辺りに百合回が用意されてたような気がするし楽しみにしたいですね。

 

17.『主人公にはなれない僕らの妥協から始める恋人生活』2(オーバーラップ文庫

主人公にはなれない僕らの妥協から始める恋人生活 2

 まあ、なんていうか、ふーんって感じ。(とても2巻を読んだ感想ではない) あとがきで打ち切りが明かされてたけど、まあむべなるかなって感じ。そこで気付いたけど、私いかにも打ち切りな打ち切りを見るの初めてかもしれん。12月の『放課後の…』も3巻ていう短い巻数で終わっちゃったけど打ち切りとは明言されてないし。『佐伯さん』も短めの巻数で完結してたしこんなもんかなって思えるけどこれはマジで打ち切りって感じでわあ、って言っちゃったよね。合掌。

 

 以上、12月から1月に読んだ新刊、新作は17冊でした。これに加えて売国王子10巻まで一気読みしてたり5.5巻発売を前に椎名真昼キメてたりするんで特に1月は結構冊数読んでた方かなって思いますね。

 2月は連れカノが発売されたので既に優勝です。2月分こそは早めに上げられるように頑張ります。目指せ電撃文庫発売前更新。