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多人数きょうだいにおける第二子系女子の魅力についての考察

 皆さんこんにちは、まつかんです。GWも終わろうとしていますがいかがお過ごしでしょうか。

 さて、今回は表題の通り、『多人数きょうだいにおける第二子系女子の魅力についての考察』となります。読者のオタク諸兄は普段、キャラクターを見る際に、(自分の実際の年齢はさておき)年上、年下、同年代、と自分(ないし自分を投影した主人公等の視点)を基準とした相対的な捉え方をしている方が多いのではないでしょうか。お姉さんキャラ、妹キャラなどの捉え方もこれに準ずるものでしょう。

 しかしそのキャラクターのきょうだい構成に注目する人はあまり多くないのではないでしょうか。

 今回の記事が、多人数きょうだいにおけるキャラクターの生まれ順が、そのキャラクターの設定にどう影響するのかという点について、皆さんが考察をするきっかけの1つになれば幸いです。

 

 

・本記事における多人数きょうだいと第二子系女子の定義

 本記事では、上記の言葉を以下のように定義するものとします。

多人数きょうだい

 4人きょうだい以上のきょうだい。男女比等は考慮しないものとする。

第二子系女子

 第二子として生を受けた女の子キャラ、第二子として生まれてはいないが後述する本記事の考察、紹介する要素を持つキャラ

 

 簡単に説明すると第二子“系”女子っていうのは第二子女子の魅力的な要素を持つ女の子へ対象を拡張しましよ、ということです。みんな好きでしょ、一人っ子のお姉さんとか長女の妹キャラとか。まあそういうことです。

 説明を要するとすれば多人数きょうだいにおいてなぜ本記事で3人きょうだいを含めないか、ということですが(2人きょうだいを含めないのは説明する必要はないでしょう)、まあズバリ3人きょうだいの2番目の子はただの真ん中の子として扱われることがほとんどであり、本記事の趣旨から外れるためです。なに? 結局お前の主観じゃねえか? うるせえ~~しらねえ~~FINAL FA(文章はここで途切れている)

 

・第二子系女子の傾向

 では第二子系女子たちが具体的にどのような傾向があるか挙げてみたいと思います。本記事で紹介する第二子系女子たちの多くに共通する特徴は以下の通りです。

。しっかりもの、世話焼き、きょうだいの面倒をよく見ている

姉属性と妹属性の両立

・きょうだい想い、家族想いの非常にいい子

・兄、姉に対して何かしら思うところがある

順番に見ていきましょう。

・しっかりもの

 第二子系女子の多くはとてもしっかりもののいい子です。第二子長女なんかが特に顕著ですね。第二子次女がそうではないという訳では当然ないですが。多人数きょうだいの2番目という立ち位置が弟妹たちの世話をする役割を求めてくるからか、しっかりものの面倒見のいい子に育つ子が多いのだと考えられますね。第1子が家を開けがちになる創作物が多く、その間家庭を預かるのが自分の役割だと育つといったことも大きいように思われます。

姉属性と妹属性の両立

 まあ当然っちゃ当然ですね。だって第二子なのだからそりゃ姉でもあるし妹でもありますわな。姉としての側面と妹としての側面を両方持つと言っても第二子女子は姉としての面が強い子が多いです。まあこれも多人数きょうだいの第二子に限定して考察している以上当然ではあるのですが。普段姉として振る舞う子が兄、姉に対して見せる妹としての側面にフォーカスを当てたエピソード、いいですよね。(解れ) 個人的には姉と妹の配分が9:1くらいだといいですね。まあこの辺の配分は個人の好みによるでしょう。

・きょうだい想い、家族想い

 しっかりもので面倒見のいい性格とも重なってくる部分は多いのですが、非常にきょうだい想い、そして家族想いの子が多いです。というか100%と言っていいでしょう(ホンマか?)。何なら他の要素が多少薄くてもこれさえあれば第二子系女子名乗ってもいいまである(それは流石にお前の好み入ってる(うるせえ~~しらn(ry

・第1子へのクソデカ感情(クソデカとは言ってない)

 先に述べた要素と繋がってくる部分ではありますが、第二子系女子は兄姉に何かしら思うところを持っています。例えばしっかりものの多い第二子系女子ですが、長男もそれ以上にしっかりしていて、あまり裕福とは言えないために自分のやりたいことを我慢して妹たちのためにバイトする、とかの設定はちょくちょく見かけるかと思います。こういうとき、長女は兄に対してそれはそれはクソデカい感情を持っていますよね。自分たちが兄の重荷になってるんじゃないかとかあんどそーおん。コンプレックス持ちの女の子が好きとかそういうのは特にないのですが、こういう感情から関係性が生まれ、作中でのエピソードが紡がれるのでとても大切です。兄(姉)ができた人間なら先述のような設定ができますし、ダメ兄(姉)貴なら普段しっかりしているのは妹だけどここぞというときに兄(姉)が活躍する、みたいな展開になりがちですね。

 ちなみに、ここでは姉(兄)が優秀過ぎて常に比べられて育った系のコンプレックスは考えません。そういうのは2人姉妹とかで十分です。

 

・第二子系女子にカテゴライズされるキャラクターの一例

 ここまでお読みいただいた読者のオタク諸兄にも十分に第二子系女子の魅力が伝わったかと思いますが、具体的にどういうキャラが第二子系女子にカテゴライズされるのかはイメージしにくいかもしれません。ですのでこの項ではその一例をご紹介したいと思います。

 

都村ほのか(第二子長女、『ランウェイで笑って』より)

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 まずはこの子です。顔も綺麗だし最高ですね。特に目が良いですね、目が。声も石川由衣とか最の高ですわね。

 …まあ表面的なところは置いておいてですね、中身についてはもうね、典型的な第二子女子って感じですよこれは。普段は兄の育人のことを呼び捨てにしているんですが、生意気って感じでもなくて、素直になれないって感じで、良き…って感じなんですが、本当はすごく兄のことを心配してるし、自分たちのことは気にせず自分の道を目指してほしいといつも思ってるような本当にいい子です。育人がデザイナーの元で働き始めて初めての給料がもらえたことでようやく妹たちに夢を追いかける決意をしたことを話すシーンの涙ながらのお兄ちゃん呼びがね、もうね、ヤバいんですわ。アニメで見られるので是非そこまで見てください。

 

中野二乃(第二子次女、『五等分の花嫁』より)

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 ああああああああ二乃好きいいいいいいいいいい家族想いのいい子で本当に好きいいいいいいいいい

 ……取り乱しました。失礼しました。皆さんもご存知二乃です。五つ子故に姉、妹といった感じは少し薄いですが、むしろだからこそ、とでも言うべきでしょうか、二乃はとっっっっっっっても家族想いのいい子です。七つのサヨナラ編は神。全人類五等分の花嫁を読め。二乃の魅力については前回の記事で沢山語ったので是非そちらも合わせてお読みください。

maxc5297.hatenablog.com

 

唯我水希(第二子長女、『ぼくたちは勉強ができない』より)

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 このブラコンもそういえば4人きょうだいの第二子長女でしたね。兄貴に対してクソデカ感情どころか振り切ってブラコンになっちゃってますけど、まあブラコンなのに目をつぶれば割としっかりしたいい子です。この子はまあ妹、って感じで私の好みからは外れがちですが、好きな人は好きなんじゃないですかね。知らんけど。

 

櫻田奏様(第三子次女、『城下町のダンデライオン』より)

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 最後はこの方、櫻田王家第二王女、櫻田奏様です。まず何と言っても顔がいいですよね。ご存知の方も多いかもしれませんが筆者のキャラの好みの根底を作ってしまわれた方で……え? 何? 第二子じゃない? うるせえ!!!受け手が第二子っぽいと思ったらそれはもう第二子系女子として成立するんだよ!!!!!!

 ……失礼しました。取り乱してしまいました。実際問題、奏様は第二子系女子の要素を多く持つキャラクターです。それにまあ第三子と言っても双子の兄の修様は実質第1.5子みたいなところあるし、やっぱ奏様は第二子次女なんだよな(意味不明な発言)。

 まあとにかく、奏様が第三子であることなど些細なことなのですよ。重要なのは奏様が非常に家族想いで、しっかりものの弟妹の皆様にはとても素晴らしい姉君であらせられる一方で時折見せる妹としての側面が良さしかなく、それはそれは素敵な方であるということだけなのですから。もうね、本当に素晴らしいキャラクターです。私は彼女を越えるキャラに未だ出会ってません。我らがプリンセスよ、永遠なれ…

 

 

・まとめ

 以上で第二子系女子の布教記事は終わりとなります。いかがでしたでしょうか。この記事をきっかけに皆さんがキャラクターを見る際に今までよりさらに家族構成に注目してもらうことができるような、そんな記事を書けていましたら幸いです。第二子系女子、この記事では4人紹介しましたが、第二子ではなくとも皆さんの心の目で見れば第二子っぽい女の子はきっといます。読者のオタク諸兄におかれましてはぜひこれからも第二子系女子に注目していただけれと思います。

 それでは今回はここまで。ごきげんよう