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ラノベの川原で水遊び -先月のラノベ(8月)-

 オタクの活動は川遊びみたいなもん。どうも皆さんこんにちは。まつかんです。タイトル弄ってみました。最近は『りゅうおうのおしごと!』の新刊発売を前に1巻から読み返していました。すごく久しぶりに読み返したのですが自分の好みが刊行初期から大きく変わっていることを改めて実感しています。14巻まで読み返し終わりましたが頭お菓子なりそうです。天衣強すぎワロタ。ナーフ不可避運営はよしろ。嘘。ごめん。ナーフしないで。

 

 というわけで2021年8月に刊行された作品の感想まとめやっていきたいと思います。先月は結構豊作だった気がします。少なくとも今月よりは…

 

1.『幼なじみからの恋愛相談。相手は俺っぽいけど違うらしい』2巻(角川スニーカー文庫

 曜日の関係で発売日が7/30になってたけどまあこのレーベルは基本月初に出すのでこれは8月枠。2巻刊行に合わせて1巻から読みましたがそこそこ面白かったです。イラストの絵柄も結構好み。

 そこそこ面白かったんですが、正直このままだとちょっと危ういですかね。言葉を選ばず言うなら引き延ばそうという意志を感じるというか。主人公がヒロインの好意に1巻時点で「もしかして…?」「いやまさか」を繰り返してるので続けるにしても3巻が限度、というか3巻で何かしら状況を動かさないとダメですね。3巻でも動かないようならそこで切ることになるかも。とりあえず3巻待ち。

 

2.『時々ボソッとロシア語でデレる隣のアーリャさん』2巻(同上)

 最近やたら売れてるらしいやつ。1巻時点でまあそれなり以上に面白かったんでまあそらね?って感じではありますが。作品が売れるかどうかは面白さとプロモーションのバランスですからね。

 まあ売れてるとかは置いといて、2巻も普通に面白かったです。ヒロインが好意を自覚するこの手のラブコメ作品において最強クラスのエピソードを残しているのも強いですね。3巻になるか4巻になるかは判りませんが期待したいところ。

 

3.『継母の連れ子が元カノだった』7巻(同上)

 今 月 の 本 命 枠。アニメ化も発表され勢いに乗るこの作品。マジで騙されたと思って4巻まで読んでほしい。4巻は神。じゃあ7巻はどうなんだって言ったらまあ当然狂ったよね。この作品、サブタイの回収が上手いんだけど、今巻はマジでサブタイ回収が最の高で、ヤバヤバのヤバでした。マジでアニメ化楽しみだなあ。4巻まではするよね。ていうか4巻のラストを最終話に持ってこなかったら暴動起こす。

 

4.『序列1位の最弱能力』(講談社ラノベ文庫

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 何の気の迷いか購入して読んでいた。2010年代半ばごろに流行ってたような作品。思わず笑っちゃったよね。能力者を集め養成する学校が舞台で、主人公が最弱呼ばわりされてて、開幕3行でヒロイン(髪が赤く炎系能力者)が脱ぐ。はい役満。今令和やぞ???令和の時代にこんな作品が刊行されるとか1周回って新鮮だわ。

 でも正直石鹸枠的作品切らしてたので丁度助かったわね。2015年前後くらいにアニメ化されたいわゆるテンプレラノベアニメみたいな作品が好きなら読むと懐かしい気持ちになるかもしれない。私はなった。

 

5.『男女の友情は成立する?(いやしない!!)』3巻(電撃文庫

書影:男女の友情は成立する?(いや、しないっ!!) Flag 3. じゃあ、ずっとアタシだけ見てくれる?

 今月の電撃はヤバい。この作品もそうだし後述する双子もヤバいしで相当頭お菓子なる。ていうかなってた。カロリー高いラブコメをいっぺんにぶつけられると人は狂うため。この作品かなりお勧めポインツ高いです。「もうお前らさっさとくっつけよ」とニチャつきながらちょいちょい死ねます。ぐええ。これを読んだ日、前夜2時前まで双子読んで早朝から墓掃除してっていう寝不足も相まって頭おかしくなりました。早起きしないといけない日の前日はちゃんと寝ようね!

 

6.『恋は双子で割り切れない』(同上)

書影:恋は双子で割り切れない2

 オタクに読ませて読んでるところを見たい系作品。私こういうタイトルからして明らかトライアングルするやろって判る作品避けるんですけど、なんでかこの作品は買って読んじゃったんですよね。結果当たりだったわけなんですけど、まあカロリーがクソ高くてヤバい。ぐええ…

 

7.『はじめての『超』恋愛工学』(同上)

書影:はじめての『超』恋愛工学 Lesson1.女子大生に師事した僕が彼女の妹(※地雷系)を攻略してみた

 9割5分表紙買い。わたくし微つり目ボブカットの顔面のいい2次元女大好きなので。内容もまあタイトルから解るありがちな脱陰キャ系の作品ではあるんですがまあそこそこ楽しめました。まあ結論ヒロインの顔が好みならタイトルがよっぽど気に入らない限り買って間違いないと言って過言ではないですよね(過言)。

 

8.『千歳くんはラムネ瓶のなか』6巻(ガガガ文庫

千歳くんはラムネ瓶のなか 6

今 月 の 本 命 中 の 大 本 命

 これを日付変更してすぐ読むためだけに夏季休暇を取るレベル。マジで何も言わずに読んでくれ…みんな一緒に頭お菓子なろうや…巻を追うごとにどんどん面白くなる。作者バケモンかよ。読者の期待をちゃんと毎巻越えてくる。軽率に情緒破壊されるんで読んで。そんで感情ぶっ壊す様を私に観測させてくれ(邪悪)。

 

9.『英国カノジョは“らぶゆー”じゃなくてスキと言いたい』(富士見ファンタジア文庫

英国カノジョは“らぶゆー”じゃなくてスキと言いたい

 正直微妙でしたわね。なんか見たことあるような感じの設定並べた感じだし、ヒロインが単純に顔がいいだけって感じのヒロインなのでそこも好みから外れたポイント。学園最高クラスの美少女が主人公をなぜか好きになる系の作品がダメって言ってるわけではないんですよ。マジで。このヒロイン自分の行動が周囲に与える影響に無頓着って言うか、気にしないのが椎名真昼と比べても残念なところだわね。もっと気にしてくれ。あともう一つ好みに合わなかったところ述べるなら引っ掻き回しますよーって感じの女キャラ出てくるのがシンプルに嫌。うーん…って感じでした。

 

10.『クラスの大嫌いな女子と結婚することになった』3

 結構面白かったです。ラストの引きで示唆される展開からして次巻当たり化けるぞって気配を感じる。これで次巻化けなかったら流石に暴動起こすかもしれん。顔を合わせたらケンカする2人が突然同じ家で生活する系の作品好きな人は簡単にニチャつけるんでお勧めです。連れカノの次くらいには。多分次巻あたりヒロインの好意自覚展開来ると思うんですよね。楽しみです。来るよな??来いよ????

 

 以上、先月発売したのもので買った新刊は10冊でした。続きを待ってた作品が多かったので最高でした。特に千歳くんはラムネ瓶のなかの6巻。明後日の15巻発売に向けてりゅ!の既刊読み返しも終わったんでまた1巻から読み返して感情になろうかなと思いますね。一緒に情緒壊しませんか???

 それではまたお会いしましょう。一緒に川遊びする仲間をまつかんは常に探しておりますわよ。