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頭ふりたぐのミコトのデッキ紹介:ユキヒ/クルル ~ゆらりびは"当てる"もの~

皆さんこんにちは、昨日ぶりですね。まつかんです。
突然ですが皆さんはゆらりびについてどのようにお考えでしょうか? ライフに当たれば勝てるけど当たらない、カードプールにあることに意味がある、実質軽い特殊勝利、など色々あるかと思います。しかし、なかなかライフに当てられないゆらりびをほぼ確実に当てられる構築があるとすればどうでしょう? 使ってみたいと思いませんか?
というわけで今回はふるよにシーズン4で私が古傘と共に三一の2大軸の1つとしてきた傘絡、ユキヒ/クルルについての紹介です。第四拡張の先行発売を明日に控え、シーズン4が終わる前に公開しようと思い、2日連続での投稿となりました。

ゆらりびをライフに当てるために突破すべき障害
ゆらりびは間合0でしか打てない代わりにコスト5で4/5というかのふるよにの主役、ユリナの擁する月影落をも凌駕する打点効率を持つ切札ですが、ご存知の通り滅多に当たりません。何故か。対応札の存在です。先ずはゆらりびをライフに当てることを阻む対応札の数々を整理してみましょう。
(不完全)浦波嵐、衝音晶、音無砕氷、(八相見切り)、詩舞、久遠の花、鳶影(忍歩等)、ひきあし、くるりみ(かさまわし)、煽動、(もじゅるー青ピンク)、どれーんでびる、Turbo Switch、Ω-Burst、風魔天狗道、虚偽、四季はまた廻り来る、(レタルレラ)、以上16(+3)枚の対応がゆらりびに立ち塞がります。これらの対応札はプレイングでのケアが容易なものから難しいものまで様々ですがこれらの多くを無視してゆらりびを相手ライフに直撃させられるのが傘絡というデッキです。

ゆらりびを当てる際に傘絡が優れている理由
では傘絡がゆらりびを当てるのに適しているというのは何故でしょうか。以下に挙げる理由がそれです。
① あくせらーとるねーどによって相手のオーラを対応を考慮することなく吹き飛ばせる
② 神渉装置:枢式で対応切札を使用済みにできる
③ いんだすとりあにふりはらい/たぐりよせを埋めることでコンボが安定する
順番に解説します。
①、②:この2つのコンボを食らってもなおゆらりびを止められる対応札は以下の通りです。
八相見切り、煽動、(もじゅるー青ピンク)、Turbo Switch
以上、3(+1)枚です。この中でも傘絡に見切りを採用する可能性があまり高くなく、そもそもサイネにはあくせらーとるねーどまでする必要があまりないこと、もじゅるー展開中にゆらりびを打つ方が悪いことを考慮すれば、実質煽動とTurbo Switchのみとなります。これらを持つシンラ、サリヤはクルルの天敵であるため、基本的に三一に置いてBAN対象であることを考慮すれば、三拾一捨に置いて実質どんな相手にもゆらりびを当てられると言っても過言ではないでしょう。
③:いんだすとりあのおかげでデッキボトムに必ずたぐりよせがあることであくとる枢式のコンボが安定します。底にたぐりよせがあることが解るのは相手も同じなのでそこは留意しておきましょう。

・構築例
切札:ゆらりび、いんだすとりあ、神渉装置:枢式
通常札:ふりはらい/たぐりよせ、ふりまわし/つきさし、あくせらー、とるねーど、もじゅるー、付与札、行動対応札
順番に解説します。
ゆらりび…このデッキの軸。説明不要。
いんだすとりあ、ふりはらい/たぐりよせ…いんだふりたぐによって間合をロックしてゲームを遅延させ、増やしたたぐりよせが攻撃札機巧に貢献してくれます。
神渉装置:枢式…相手の切札対応を貫通してゆらりびを当てる。
ふりまわし/つきさし…2巡目につきさしとして当ててリーサル圏まで相手のライフを削る。
あくせらー、とるねーど…相手のオーラを吹き飛ばす。
付与札…枢式のための機巧。対応機巧を起き辛く、つきさしも当てやすくなるためえんむすびがベター。
行動対応札…ひきもぐかくるるーん。時間を稼ぐための対応札。 あくせらーの機巧でもあるため確実に使用できるもぐりこみの方が初心者にはおすすめ。

・立ち回りについて
このデッキを使用するに当たっての立ち回りの注意点について解説します。こちらのライフ計画は相手の再構成で2点、つきさしで2点、リーサル時のあくとるで1点、ゆらりびで5点の計10点です。
先に断っておきますが、"""このデッキには一切の遊びがありません"""。特にデッキ3巡目の動きに妥協は許されません。
~1巡目~
気を付けることは特にありません。2T目にいんだすとりあにふりたぐを埋めて、当たりそうなら3T目にふりまわしを当てられないか狙ってみましょう。あくせらーから打つほどのものではないです。ここでもじゅるーを持ち越せると2巡目頭のいんだすとりあでもAPが湧いてきたりする上相手が攻撃を躊躇してくれるので意識しましょう。
~2巡目~
クリンチします。もじゅるーやえんむすび、もぐりこみ、そして増やしたたぐりよせで相手の攻撃を牽制し、ゲームを遅延させましょう。2巡目の間に必ずつきさしを通します。入れられない場合、3巡目の動きが厳しくなります。
~3巡目~
この巡目のボトムでフルコンボを決めます。3順目の間に伏せ札にしていいカードはつきさしとたぐりよせ1枚までです。残る全てのカードを使用することができない場合あくとるや枢式の機巧が壊れ、確定ゆらりびが当たりません。なので3巡目はカードをひたすら表で振ること、3巡目のボトムまでに死ぬ気で8フレア確保する事を意識してください。デッキの底に必ずたぐりよせがあるので、それを引いたらたぐりよせで間合0に入り、あくとるでオーラ5点とライフ1点を奪い、枢式を開ければあとはもうゆらりびを当てるだけです。

以上が傘絡のいんだふりたぐゆらりび絶対当てる構築です。傘絡はこの型以外にもえれき型、どろりうらびくご型など様々な型がありますが、この型が最も強力な型と言っても過言ではありません。プレイ難度は相応に高いものではありますが、使いこなせれば環境トップメタと言われた古忍にも簡単に勝てるようになるので是非練習してみてください。
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