まつかんのブログのような何か

まつかんが不定期に更新するブログのような何か

100日で回せるようになる傘絡10日目 ~総括 9日間を振り返って~

 どうもみなさんこんにちは、まつかんです。9日間連続でお届けしてまいりました“100日で回せるようになる傘絡”、2桁日数連続更新というビックリな更新速度でもってみなさんにお読みいただいてきたわけですが今日で最終回です。というわけで今回はこれまでの記事を振り返って書き足りなかったりした部分の補足ですとか、書いた私の感想なんかを書いていこうかなと思います。読者の皆さんにはハブページ代わりにでもしていただければと思います。

 

・1日目

maxc5297.hatenablog.com

 全てはここから始まった。過去に戻れるならそんな企画止めた方がいいよ、と過去の自分に教えてあげたい気分です。週刊あたりにしとけ、せめて隔日連載くらいにしとけ、と。ですがまあこういうのは勢いですし、まあ終わってみればこれで良かったような気がします。

 それはともかく、1日目はユキヒ、クルル両メガミの視点から傘絡という組み合わせの戦術的相性補完について解説させていただきました。傘絡がどういう強みを持った組み合わせなのか、どういう主張があるのか、という点を理解しているのとそうでないのとでは練習の効率も変わってきます。私の記事をそのままというわけでなく、読者諸兄一人ゝゝが、傘絡の強みを噛み砕いて自分なりに落とし込むことが大切です。使用者によって得意なデッキが異なり、同じマッチアップでも違うデッキがぶつけられ得るため相手が対処に困るのも傘絡の強みの一つです。これまでご紹介した3系統7種のデッキのうち、1系統は自信の持てるアーキタイプを持てるようになれるといいと思います。

 

・2日目

maxc5297.hatenablog.com

  回すのも比較的簡単でデッキの強みも理解しやすい、いかにも素直なえれきてるデッキです。このデッキの構築理念を理解できていれば他のクルルXのえれきデッキにも応用が効きます。クルル初心者はまずこのデッキから慣れていくといいと思います。

 

・3日目

maxc5297.hatenablog.com

  はらりゆきを絡めた2日目のデッキのマイナーチェンジ版でした。着想としては絡兜の三重膝えれきデッキです。えれきの弱点であるところの機巧が揃わないうちにでゅーぷりぎあを纏めて引いてきてしまって打点が足りなくなるといった問題を解決するに当たって、切札だけでえれきの機巧を完成させて弱点を強みに変えたのが2日目のデッキならば、打てないえれきの分3/1を振ることで強引に解決するのがこのデッキです。事実このデッキは無理にえれきを打つ必要はなく、足りない分ははらりゆきで取ればいいくらいの気持ちで回すのがいいでしょう。

 

・4日目

maxc5297.hatenablog.com

  実は筆者が最も得意とするのがこの系統のデッキです。いんだすとりあで攻撃札を増やすデッキアーキタイプを得意とするミコト、というのが自己評価なのですが、『想い一枚』にもそう紹介に書いていただくようお願いしました。いんだすとりあ系のデッキはよくも悪くもクルルらしさが少し薄くなりがちですし、増やす札によってデッキの色が変わってくるためこのデッキの練習がそのまま他のいんだ赤札系デッキに応用できるかと言われると少々怪しいのですが。

 

・5日目

maxc5297.hatenablog.com

  この企画で初めて枢式が採用されたのがこの日の回でした。デッキ自体は既に紹介してあるものだったのでこの日は『想い一枚』の続編というか、増刊号みたいなものを書かせていただきました。大事なことなのでこのフレーズをもう一度書いておきましょう。

―“枢式は安全を買うカード”byますたーH氏―

 

・6日目

maxc5297.hatenablog.com

  突然ですが傘使いは大きく分けて2種類に大別できると思っています。ゆらりびへの信頼度が高いミコトと低いミコトです。私も関東では傘使いとして認識していただいていたミコトですが、私はどちらかというとゆらりびという切札はそれなりに信用しています。ゆらりび単体では確かに正直少し心許ないカードではありますが、構築単位でしっかり補助してやればその分しっかり応えてくれるカードだと思います。みなさんも是非ゆらりびをどうしたらライフに当てられるかを考えてみていただいてユキヒの楽しさを味わっていただければと思います。

 

・7日目

maxc5297.hatenablog.com

  びくご全体の基本的な解説をさせていただきました。傘絡を紹介するシリーズでやることでもないのかもしれませんが、この下地があるかないかでは次の回以降のびくごデッキへの理解度という点で大きな差があると判断したため書かせていただきました。

 ちなみに、この記事中の『1巡(3ターン周期)で3点取れるか否か』をびくごデッキの速さの指標としている理由は忍機の分身あならいず構築がまさしくこのDptだからです。あのデッキは大量の伏せ札を作っても回るようにできていて簡単に回せるので回し方という点ではあまり他のデッキの参考にならないと思っていますが、Dptの指標としてはかなり妥当なものだと持っています。そもそも山札1巡当たりの打点が2点程度になってしまう場合、どれだけ頑張っても4巡はデッキを回す必要があり、流石に遅すぎることはお判りいただけると思います。それを許容できるようなデッキは何かしらの主張が必要で、そこまでの主張を持つデッキはほとんど存在しないと言って良いと思います(新メガミの実装や環境の変化次第で変わる可能性はあります)。皆さんもびくごデッキを考える際にはDpt1.00を頭の片隅に置いておいてください。

 

・8日目

maxc5297.hatenablog.com

 個人的に傘絡で最もDptが高いと思っているデッキで、実はこのデッキ、第4シーズン当時既に考えてはいたのですが、環境に適合できなかったため陽の目をみることがなかったという裏話があったりします。その頃の私のメインウェポンは専らいんだふりたぐでした。それがデッキ構築の際の選択肢にまでなったと考えると感慨深いものがありますね。

 

・9日目

maxc5297.hatenablog.com

 私の持つ傘絡のデッキの最後は枢式びくごに飾ってもらいました。しかし残念ながら正直書くべきことは既にほかの記事で書き尽くされており、新しく書いたことと言えば枢式は2巡目に間に合わなければ遅い、という点とオマケの傘絡ミラーの知見だけでした。

 ちなみにこの傘絡ミラー、今日脳内で検討したところとるねーどえれき構築でどろりびくごにも勝てそうであると結論付けられ、最終的な傘絡ミラー時の結論デッキはとるねーどえれきであること、先手やや優勢の引き勝負になるというクソゲーであることが判明してしまいました。傘絡は完ミラーの中でも比較的マシだと思っていたのでこの結果には残念です。

 

 

・まとめ

 10日にわたる傘絡紹介連載企画、いかがでしたでしょうか。この企画が傘絡プレイ人口増加の一助になれば私としても嬉しい限りです。使うミコトが増えればその分検討が進んだり新デッキが生まれたりすることも増えますからね。この10日間読んでいただけた皆さんは、それだけで傘絡のデッキにどういう強みがあるのかということが解っていただけたのではないでしょうか。あとは実践あるのみです。どんな相手にはどの型を使うべきか、そういったことまでは流石に記事として公開できませんので(一種の企業秘密というヤツです)、回していくうちに皆さんの中で消化していってもらえればと思います。どうしても相手にぶつけるべきデッキを知りたいときは私に聞いてください。私の知見の及ぶ範囲で、答えられる範囲は当然ありますが、極力お答えしたいと思います。練習を重ねた皆さんが90日後に傘絡を回せるようになっていることを祈っております。

 それではみなさん10日間お読みいただき、まことにありがとうございました。ご意見やご指摘は私のTwitterまでお寄せいただければ幸いです。それではまたいつかお会いしましょう。